パトシBLOG

インフラエンジニア兼マネージャーがキャリアとおすすめの本を綴る

サンクチュアリ:政治家とヤクザになった親友二人が表と裏の世界から日本を変えるこのマンガが面白い

タイのカンボジア難民キャンプの地獄から生き延びた二人の少年が日本に帰国後、一人は表の政治の世界から、もう一人は裏のヤクザの世界から腐った日本を変える決意をする。昭和の時代の政治とヤクザの物語が面白い。全12巻完結。

ジャンケン

北条彰と浅見千秋の二人は表と裏の世界のどちらを選ぶのかジャンケンで決めてしまう。それで裏の世界を選ぶことになった北条がヤクザの総長になり、裏の金で政治家になった浅見を援助しながら日本のヤクザの統一を目指す。浅見はジイさんばかりの国会を変えるべく40歳での首相を目指す。

マンガも現実も老人内閣

このマンガは今から20年以上前の21世紀になる前に描かれたマンガだ。日本の政治家の高齢化を批判している内容だが、それから20年以上経った現在、日本の国会議員の平均年齢は若返ったのだろうか。若返るどころか先月発足した菅内閣の平均年齢は60.38歳であり、57.74歳だった安倍内閣発足時より高齢化している。60歳というと、一般企業であれば定年退職もしくは役職定年する年代だ。一般企業ではそういった方々にはそれまでの貢献に感謝しつつ、新しい技術・習慣に付いてこれないので退いていただくことになるわけだ。浅見が目指すように政治の世界でも40歳の首相と30代の閣僚で固める内閣が実現すれば、日本も変わりそうな期待が持てるのだが、マンガの中でしか目指せない話なのだろうか。

ポル・ポト政権

ところで、ポル・ポト政権について。ポル・ポトという単語は新聞で見たことはあるが強く意識したことがなく、このマンガを通して初めて認識をした。1975〜1979年というたった約40年前に同じアジアの国であるカンボジアで200万人もの国民が虐殺された惨劇があったのですね。マンガって世界史の勉強にもなるから役に立ちますね。