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現代の料理人が料理の腕だけを武器に戦国時代を生き抜くマンガ『信長のシェフ』が面白い


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現代の料理人・ケンはなぜか戦国時代にタイムスリップしてしまう。記憶を失ってしまったケンだったが、料理だけは体が覚えていた。ケンが京の町で料理を振る舞っていると、ケンの評判の料理の噂を聞きつけた織田信長がやってきて、強引にケンを織田家の料理頭にしてしまう。そこから織田信長の政略の道具にされながらも、ケンは料理の腕だけを武器に戦国の世を生き延びていく。現在28巻継続中。

物語としては『JIN -仁-』に似ている。このドラマは良かった。大沢たかおが良い。JINは医者が江戸時代にタイムスリップする物語だが、 信長のシェフは料理人が戦国時代にタイムスリップする話だ。

 

タイトルに「料理の腕だけで」と書いたが、ケンは決して料理の腕だけで織田信長に気に入られる訳ではない。機を見るに敏であり、つまり空気を読み、信長の意図を察してTPOに応じた料理を出していく実に賢い料理人だ。そのため、信長に意見をしても斬られたりはせず、また武田信玄上杉謙信までもその料理で懐柔していく様は実に興味深い。

 

基本的には史実に基づいて描かれていると思うので大まかな歴史の勉強にはなると思う。こちらの「信長を殺した男〜本能寺の変431年目の真実〜」と比較して読むと面白いかもしれない。織田信長の人物描写は似たようなものだが、豊臣秀吉の人物描写が全く異なっているので面白い。

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信長を殺した男でも書いたが、基本的には400年以上も昔のことなので何が事実なのかわからない。だからこの時代に料理が重宝されたのかどうかもわからない。だが、食事によって兵の士気が変わるのは間違いないだろうし、政治交渉の場において美味しい料理を出されると気持ちも和んでしまうのも間違いないだろう。歴史上の料理人というのは聞いたことがないが、もしかしたら戦国時代にケンのような料理人がいたのかもしれないと思わせてくれる作品である。


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