パトシBLOG

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太平洋戦争史を学び直せるマンガ『アルキメデスの大戦』が面白い


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東京帝国大学数学科の学生だった櫂直(かいただし)が、退学後に巨大戦艦建造計画を阻止するため海軍に入省し、そしてアメリカとの戦争を避けるためにその頭脳を駆使していく。現在22巻継続中。

登場する人物は架空の人物である櫂直以外は、山本五十六東條英機など実在した人物ばかり。そして二・二五事件など実際に起きた事件に櫂直が登場するのだが、リアリティに富んでいるのでどこからどこまでが史実通りでどこからがフィクションなのかわからなくなる。中高生は日本史の授業よりこのマンガを読む方が近代史が頭に入ってくるのではないだろうか。

海軍内での大鑑巨砲主義 vs 航空主兵主義

太平洋戦争末期では戦艦による戦闘の時代は終わり、戦闘機が主戦力に移り変わっていたことに日本は気づかず、世界最大の戦艦『大和』を造ってしまったが、米軍の戦闘機によってあっけなく太平洋に沈められてしまったという話はみんな聞いたことがあるだろう。

そのいつまでも巨大戦艦にこだわる海軍内での勢力が大鑑巨砲主義であり、その一方で海軍の戦力を戦闘機と空母に変えようとする勢力が山本五十六を中心とした航空主兵主義だ。その山本五十六が櫂直をスカウトするところから話は始まる。

海軍 vs 陸軍

そして櫂直は巨大戦艦の建造を阻止するだけにとどまらず、日中戦争ひいてはアメリカとの戦争を避けるために中国大陸で横暴を繰り返す陸軍の東條英機に食いかかっていく。

時代が重なる他のマンガと並行して読むとより面白い

なぜか最近、昭和や軍事や戦争を描いたマンガを次々に手に取ってしまう。

  • 昭和天皇物語
  • 特攻の島
  • 空母いぶき
  • 空母いぶき GREAT GAME

登場人物が重なるが、作者によって少しずつ人物描写が異なるから面白い。それから兵器に関する歴史というか変遷も興味深い。ついでだから、軍事ものの次のマンガも一気に読んでしまうつもりだ。