我が家には2年前からルンバがおり、1階リビングの掃除には大変役に立っていたのだが、若干の不満があったので、今年のAmazon初売りセールでAnkerのロボット掃除機を買ってみたら、これが思いの外、優秀だったのでシェアしたいと思う。
きっかけ
僕はコロナ禍になってから毎日リモートワークで2階の自室で仕事をしているが、ずっと家にいると2階の埃も気になるので、いつも1階にいるルンバを時々2階に持って上がって動かしていた。
そうしているうちにリモートワークも長くなり、このライフスタイルがずっと続くかもと考えると、毎回ルンバを持って上がって降りるのも面倒になってきたので、2階用にもロボット掃除機が欲しいと考えるようになった。
そして我が家のルンバにも不満があって、時々リビングのソファの下とテレビ台の下に挟まって動けなくなってしまい、その都度、僕が仕事中でも下に降りて行って助けてあげなければならず、世話の焼ける状態だった。
足の高いソファとテレビ代に買い換えれば解決するのだけれど、逆にもう少し背の低いルンバはないものかと新しいロボット掃除機を物色中だった。
Anker Eufy RoboVac 30C Max
ネットを調べていると、Ankerのロボット掃除機の評判が良さそうなことを見つけた。
課題の背の高さも、Ankerは7.5cmと約10cmのルンバより約2cmも低く、これなら我が家のリビングのソファの下もテレビ台の下も通れると期待できた。
Ankerは様々な機種があって迷うのだが、最も安い11CはWiFi対応していないようなので除外。上の記事では15Cが推しだったが、それよりも新しく上位機種の30C MaxがAmazonの初売セールで5,000円引きで20,000円以下で買えるとあって、ダメ元でポチッとしてみた。
外観・サイズ・重さ
写真の通り、Anker 30C Maxの方がルンバ891より一回り小さい。その分、軽い。
(左)Anker Eufy RovoVac 30C Max (右)ルンバ891
背の高さ
こちらも写真の通り、Anker 30C Maxの方が2cm程低い。
この2cm程の差が我が家では重要で、ルンバ891では頻繁に挟まっていたテレビ台の下にもAnker 30C Maxは潜っていくことができる。もう仕事中に救出に行かなくても済む。
そして、充電用ホームの位置もテレビ台の下のこの位置にした。そうすることでリビングを広く使えることができる。
吸引力
Anker 30C Maxの方が吸い残しが少ない。髪の毛の上を通ったらAnker 30C Maxはほぼ確実に吸い上げていくが、ルンバ891は吸い取らない場合が結構ある。
静かさ
吸引力が強くてもAnker 30C Maxは静かだ。ルンバ891は少しうるさい。
隅の掃除の上手さ
Anker 30C Maxはブラシが2つ付いているからだろうか、隅のゴミを吸い上げるのが非常に上手い。
対して、ルンバ891はブラシが1つ。Anker 30C Maxと比較すると、隅の掃除の上手さは劣る。
操作性
Anker 30C Maxはリモコンが付いているので、ラジコンのように操作できる。ゴミの集まっている場所にリモコンで誘導が可能だ。
対して、ルンバ891はリモコンなしなので、ゴミの集まっているところにはルンバの意思で向かってもらう他なく、見ているとちょっとイラッとする。
ホームへの帰還率
Anker 30C Maxは指示を出したら、ほぼ真っ直ぐにホームに向かってくれる。距離にもよるが我が家では1分以内にはホームに帰る。非常に早い。
対して、ルンバ891はホームへの指示を出したあともウロウロする。20分ほど経ってもホームに帰れず、充電が尽きて途中で停止する場合もままある。
カーペットの乗り越え
ここまでAnker 30C Maxばかりを褒めてきたが、段差だけはルンバ891に分がある。
Anker 30C Maxは高さがないためか、カーペットの段差を乗り越えるのが上手くない。厚いカーペットのみならず、厚さ数ミリのクッションマットでさえ引っかかってしまう。
ルンバ891は厚いカーペットでも引っかかることはない。
まとめ
比較を表にまとめてみた。カーペットの乗り越え以外はAnker 30C Maxの方が優れている。購入価格はルンバの半額だ。
メーカー | ||
---|---|---|
型番 | ||
購入価格 | ||
購入日 | ||
サイズ | ||
背の高さ | ||
吸引力 | ||
静かさ | ||
隅の上手さ | ||
操作性 | ||
ホームへの帰還率 | ||
カーペットの乗り越え |
とは言え、技術的に2年の差があり、最新版のルンバと比較しているわけではないので公平な比較ではないのだが、現在発売されているAnkerのロボット掃除機はかなりコスパは良いと言って良いと思う。