在宅勤務のお陰で可処分時間が増えた
以前にも書いたが、コロナ前は僕は毎日片道1時間半、往復で3時間の通勤をしていた。
確実に9時に出社しているためにいつも7時過ぎには家を出ていたので起床は6時。帰りはまっすぐ帰ることは少なかったのでいつも21時から22時。眠りにつくのはいつも0時を過ぎていたと思う。したがって睡眠時間は平均で6時間以下だったはずだ。
通勤時間が長いのは静かな環境で暮らしたかったから郊外に家を構えることを優先したからで、それは仕方がないと思っていた。ところが一転、コロナによって働き方が大きく変わり、今ではほとんど通勤しなくなってしまった。おかげで1日3時間の可処分時間ができた。この時間を暇を持て余すことなく有意義に使いたいと思っている。
スタンフォード大学睡眠研究所の西野教授
睡眠改善に興味を持ったのは、NewsPicksのホリエモンと西野教授の対談が目に入ったのがきっかけだった。西野教授はアメリカスタンフォード大学の睡眠研究所で30年以上も睡眠について研究しており、その教授が言うには日本人は世界トップで睡眠時間が短いらしい。
そして、西野教授の本を読んでさらに勉強をしてみた。この本によると、
- 日本は世界一「睡眠偏差値」が低い
- 睡眠負債は週末の寝溜めくらいでは簡単に返せない
- 眠り始めの90分が最も重要
- 入浴は就寝の90分前が良い
- 6.5〜7.5時間睡眠の人が最も死亡リスクが低い
などなど、僕に限らず、僕ら日本人がこれまであまり睡眠に関して気にかけていなかったことがたくさん指摘されている。
せっかくFitbitを持っているので睡眠を測定し始めることにした
西野教授はこの本の中でアクティブトラッカーについても言及している。最近のアクティブトラッカーの睡眠測定は、研究者が認めるほどの正確性はないものの、それなりに信用できるものらしい。
僕はFitbitを長年愛用しているが、日中は歩数を測定するために付けているものの、就寝中は最近は付けていなかった。せっかくなのでこの機会に改めて就寝中も付けてみることにした。
すると、西野教授の言う最初の90分でノンレム睡眠になっていることがわかる。
そして、「睡眠スコア」という機能が追加されていた。以前付けて寝ていた時はこのような数値は計測されなかった。


睡眠スコアは80以上で「良い」の評価になり、80未満では「やや低い」となる。たしかに80以上の時はすっきり目覚められて、日中の仕事もはかどる気がする。逆に70代の時は少し眠たい感じが残って日中の集中力もイマイチな気がする。
これを毎日測定していくことにした。付けて寝てみるとわかったが、80以上の睡眠スコアを取ることは難しくないが、一方で7.5時間寝るのはなかなか簡単ではない。
でも研究結果から7.5時間睡眠が最も死亡リスクが低いことがわかっているそうなので、ここを目指して就寝90分前の入浴とか夕食後にカフェインを摂らないとか、本にノウハウが書いてあるので色々と取り組んでみようと思う。