登山にハマった30代
30代の頃はよく山に登った。
前の前の職場の同僚たちと登山部という仲間を作り、毎月のように関東の近場の山に繰り出していた。
数年で関東の有名な山々はほとんど登り尽くし、山梨、長野、新潟まで足を伸ばすようになった。
雪山やロッククライミングのような本格的に危険な部類の登山までは手を出さなかったが、平日の仕事のプレッシャーから逃れるように、休日は大自然の中に溶け込むという趣味にハマってしまっていた。
登山から距離を置いていた時期
ただ、30代後半で転職をし、新しい職場では登山仲間がいなかったことと、前の職場の登山仲間たちと疎遠になり始めたこと、そして私がロードバイクという新しい趣味を始めたこともあり、登山から少しずつ離れていってしまっていた。
それでも年に数度は以前の仲間と登山に出かけていたのだが、たまに登るからこそよくないのだろうが、なぜか毎回下山中に左膝が痛くなる症状が出始めたことでさらに登山から距離を置くようになってしまった。
左膝の痛み
正確に遡ってみると、3年前の41歳の時に日光の男体山に登った時が最初だった。
それまでの登山ではそういう症状が出たことはなかったのだが、下山中に左膝の外側が痛くなり、普通に歩けないくらい痛く、ストックも持っていなかったので木の枝を杖にしてなんとか下山した。
その後は、普段の歩き方を少し意識して変えてみたり、ザックの中身を軽くしてみたり、色々とトライしてみたのだが、改善はみられず、毎回下山中に痛くなる症状が出た。
そして、2019年の秋を最後にもう面倒になってしまっていた。
新しい職場での人間関係づくり
そして今年の3月に二度目の転職をしたのだが、折からのリモートワーク環境で新しい職場の同僚とはZoomでしか顔を合わす機会がないため、人間関係の構築が難しいと思っていたところ、私が自己紹介で「趣味:登山」と書いていたことに目を付けた何人かの同僚から登山の誘いを受けたのだ。
膝に若干の不安は覚えつつも、新しい職場の人とのリアルに交流したい気持ちが勝り、4月の始めに奥多摩の高水三山に出かけた。
Zoomでしか会ったことのない人たちと登山口で初対面するというドキドキ感を味わい、山を登りながら自己紹介をするという何とも大人な交流をし、結果として10km程度のコースであれば膝の痛みも出ることなく、新しい職場での登山部初日を有意義に終えることができた。
登山からしばらく離れていたものの、登山という趣味を持っていたからこそ新しい職場での人間関係の構築に役立ったことを幸運に思った。やはり趣味は多い方が良い。
膝痛解消に本気で取り組む
そういうわけで、私の登山活動が改めて始まりそうだ。そのためには膝痛をしっかりと治さなければいけない。まずは安易に本を買って読んでみた。
残念ながらこの本では良くわからなかった。痛みの箇所が該当しない。
そして、こういう雑誌のバックナンバーも買ってみた。